変形性膝関節症

変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)

その他の関節症と同じように、長年にわたる使用により膝の軟骨が磨り減ってしまったり、それにより、骨に変形が生じてしまう症状が変形性膝関節症です。

原因には、老化により引き起こされるとみなされる一次性の変形性膝関節症と、膝のいくつかの外傷が関係している二次性の変形性膝関節症があります。膝の外傷には、脱臼、半月や十字靭帯の損傷など、この他にも化膿性関節炎などの炎症により引き起こされるものがあります。

またこの病気の特徴としては、女性や肥満の人に発症しやすいということもあり、それだけ膝の動きというものは、体重を支える為に大きな意味合いがあるということが言えます。
また、足首や股関節と比較しても、可動域が広いということもあり、それだけ負担がかかりやすい場所であるとも言えます。

症状の現れ方は、初期の段階であれば、歩き始めた時や階段の昇り降りの時に、何となく痛みを感じるという程度ですが、初期段階でも、炎症が引き起こされて関節内に水が溜り強い痛みを感じることもあります。そのような場合には、すぐに病院に行き、処置してもらわなければいけません。

更に症状が進行すると、膝の動きが制限されて歩きにくくなるというだけではなく、 O脚もしくはX脚になってしまう場合もあります。また、関節ねずみなどの合併症を生じることもあり、この病気を単体で考えなければいけないだけではなく、その後、膝の病気に関して様々な注意が必要となってきます。

この場合の治療方法には、おもに三種類あり、痛みが軽度であれば、湿布や膝サポーターによる保存的療法。関節液が痛みの原因だとわかっている場合には、注射により、取り除く方法があります。

また、ヒアルロン酸を注射することで、症状を緩和するという方法もあるようです。
更に症状の度合いによっては、手術により改善しなければいけないという状況にもなりかねませんので、女性や肥満体の方は特に注意してください。