関節の軟骨が磨り減ってしまう病気

変形性関節症というのは、簡単に言うと、骨同士の干渉を防ぐ働きのある軟骨が、老化による影響や、激しいスポーツなどで負担をかけすぎること等が原因で軟骨が減ってしまい、骨同士が干渉するというものです。

関節が本来の状態から変わってしまう理由としては、関節にある軟骨の栄養が足りなくなり、成分の構成が壊れてしまう等が関係しています。成分が壊れてしまうと、軟骨自体の弾力もなくなり、水気が無いパサパサしたような状態になります。

軟骨が減ってしまうと、骨同士が直接接触するので痛みを伴うようになるのですが、この状態で留まっているわけではありません。今度は、磨り減った軟骨の代わりに、骨にかかる負担を減らす為に、骨が大きく増殖し始めるのです。

これが変形性関節症のメカニズムです。

  1. 老化によって、関節の栄養が足りなくなる
  2. 栄養が足りなくなると、軟骨や関節液が減るようになる
  3. 関節内の摩耗が起こりやすくなる
  4. 骨同士が直接こすれるようになる
  5. 負担を減らす為に、受け側の骨が大きくなる

変形性関節症は、膝や股関節等、体の重さを支える関節部分に起こりやすい病気です。肘を酷使する場合は、肘に出来ることもあります。発症初期の段階では、関節を動き始めた時に痛みが出ますが、何度も動かしているうちに、痛みが和らいでくるという特徴があります。

痛みが出始めた当初の頃は、痛くなったり、また改善されたる事を繰り返すのですが、そのうち、痛みがいつも出るようになってきます。更に、クーラー等で関節を冷やしてしまうと、益々痛みを感じてしまうようになります。

軟骨が磨り減るだけではなく、今度は関節の中を満たす関節液が増えるようになり、いわゆる”水が溜まった状態”になってしまうのです。

変形性関節症の治療法は、この症状自体が老化現象の一つとされているので、主だった治療が無いようです。予防方法としては、日頃からあまり関節に無理をかけないことです。

関節をはじめ、体のあらゆる軟骨成分は年々減ってしまうので、誰でも変形性関節症を発症する危険性があります。それを未然に防ぐ為には、軟骨成分となる2型コラーゲンの摂取が改善の一つの可能性となることは、目に見えていると思います。